地方競馬ですでに2歳戦がスタートしている話題は、先週のコラムでお伝えした。そのなかで、1日に門別競馬場で行われた3Rのフレッシュチャンレジ(新馬)で、レッドベルジュール産駒のウィルオレオール(牡2歳、北海道・小国厩舎)が鮮やかに差し切り、新種牡馬の産駒最初に勝ち名乗りを上げた。 レッドベルジュールは、2019年デイリー杯2歳Sを制し、重賞初制覇を飾った。キャリア3戦がすべて2歳戦と、未知の魅力を感じさせる状況で、2020年秋にアロースタッドで種牡馬生活を送ることとなった。兄弟には1つ下のレッドベルオーブが2020年デイリー杯2歳Sを制覇。レッドベルアーム、レッドベルローズ、レッドベルディエスの3頭は重賞入着馬と優…