「ヴィクトリアマイル・G1」(12日、東京) 絶対的存在がいない春の女王決定戦。虎視たんたんと頂点獲りを狙うのが、人馬そろってG1初挑戦となるフィールシンパシー×横山琉人騎手(21)=美浦・相沢。いまだ重賞未勝利と実績では見劣るものの、ターコイズS&福島牝馬Sで2着と着実に力をつけてきた。メンバー断トツとなる17戦のコンビで築いた絆を武器に、新緑の府中で輝きを放つ。 着実に地力を強化してきた5歳牝馬フィールシンパシーが、満を持してG1の大舞台に立つ。 クラシック参戦を目指してトライアルに挑戦するも、壁にはね返された3歳春。夏場を休養に充て、リセットして迎えた秋は自己条件からスタートする…