第70回エンプレス杯・JpnIIが8日、川崎競馬場の2100mで牝馬12頭(JRA5、南関東5、他地区2)で争われる。昨年までは2月下旬から3月上旬の開催だったが、今年から5月上旬に移動。また、格付けはそのままに別定から定量戦に。今年新設されたグランダム・ジャパン古馬春シーズンの最終戦ともなり、春の牝馬ダート戦線にとって重要度が増した。 前開催に行われた川崎記念では馬券圏内に牝馬2頭が入線し、ダート牝馬戦線のレベルの高さが証明された。その立役者となったのは、2着になったグランブリッジ。3歳時には関東オークス・JpnII、昨年にはエンプレス杯・JpnIIを制したコース巧者。前走の川崎記念は中団追走から、直線でジリジリ脚を伸ばし頭…