◆第19回ヴィクトリアマイル・G1(5月12日、東京競馬場、芝1600メートル) 前走の阪神牝馬Sは、昨年のNHKマイルC以来となる1600メートルで3着。自身の適距離を見つけたように感じたモリアーナに期待したい。 中山2000メートルの紫苑Sで重賞Vを飾っているが、前向きな気性から陣営は距離短縮のタイミングを模索していた。その中で出走した2走前のアメリカJCCは4着。12頭立てで唯一の牝馬、初めて経験する不良馬場でもゴールまでしっかり伸びていた。武藤調教師は「大敗する要素が多かった中で上出来だった」と潜在能力の高さを改めて評価していた。 大阪杯を除外されて向かった阪神牝馬Sは、スムーズに折り合うとメンバー最速…