昨年の日本ダービーで3着だったハーツコンチェルト(牡4、美浦・武井亮厩舎)が、六社ステークス(4歳上・3勝クラス・芝2400m)で待望の2勝目を狙う。 ハーツコンチェルトは父ハーツクライ、母ナスノシベリウス、母の父Unbridled's Songの血統。父×母父の組み合わせはスワーヴリチャードやノットゥルノ、アダムバローズやカレンケカリーナなどの活躍馬が出ているニックスだ。 ここまで10戦1勝。2歳秋の新馬(中京芝2000m)を8馬身差で圧勝し、一気にクラシック候補へと浮上した。しかし、その後は東京スポーツ杯2歳Sが3着、青葉賞が2着と惜敗続き。GIでも日本ダービーが3着、菊花賞が6着と見せ場をつくったが、勝利には手が届かなかった。そし…