早朝から沸きに沸いた。米クラシック3冠初戦「第150回ケンタッキーダービー(G1)」が4日(日本時間5日朝)、ケンタッキー州ルイビルのチャーチルダウンズ競馬場(ダート2000メートル、20頭)で行われた。日本調教馬の初制覇に挑んだフォーエバーヤング(牡=矢作)はゴール前大接戦の末に惜敗3着。同レース史上、日本馬最高の着順となった。同じく日本から参戦したテーオーパスワード(牡=高柳大)は5着。米国のミスティックダンが優勝した。 闘志をたぎらせて懸命に伸びてきた。フォーエバーヤングは直線、シエラレオーネと馬体を併せる。ぶつけられてもひるまない。激しく競り合い、先に抜け出したミスティックダンとの差を詰める。届くのか。捉え…