「ヴィクトリアマイル・G1」(12日、東京) 今年のヴィクトリアMは2強ムード。昨年のローズSで1分43秒0の日本レコードを記録し、秋華賞で女王リバティアイランドに詰め寄って1馬身差の2着となったマスクトディーヴァが、2度目のG1挑戦で初制覇を狙う。秋華賞後は東京新聞杯で6着に敗れたが、これは出遅れが影響したもの。前走の阪神牝馬Sを制して、勢いがある。辻野師は「昨年の秋よりも一段階、中身が入ってきました」と成長を口にする。 昨秋から本格化したのがナミュールだ。マイルCSでG1初制覇を達成し、その後は海外を転戦。香港マイル3着、ドバイターフ2着と、世界の強豪を相手に善戦した。昨年の当レース…