「かしわ記念・Jpn1」(1日、船橋) まんまと逃げ切った。雨中の大一番を制したのは6番人気のシャマル。4度目のビッグ挑戦でついに頂点を射止めた。2着には昨年の2着馬で5番人気のタガノビューティーが中団から追い込み、3着には先行した3番人気のペプチドナイルが入り、3年連続でJRA勢が上位独占。1番人気のキングズソードは伸びを欠いて4着に敗れた。地方馬では7番人気のミックファイアの5着が最高だった。 問答無用の積極策が功を奏した。朝から降り続く雨の中、この日の船橋競馬は“先行馬の天国”と化していた。川須&松下師コンビの作戦は決まっていた。「この馬が一番速い。スッと行けるなら行こう!」。 …