ちょうど3年前の21年5月9日、新潟6Rである記録が生まれた。といっても、それがどんなものか答えられる人はほとんどいないだろう。主役となったのは、結果的にこのレースがJRAでのラストランとなったボンディングタイム。驚くべきことに馬体重は前走からプラス66kgの592kgで、これは86年以降のJRAに限ると、最高プラス体重での出走だった。 この日は前年3月21日の3歳未勝利以来、1年2カ月ぶりの実戦だった。レースでは躓きもあり13秒5差の最下位に沈んだ。その後、地方で勝った際は555?582kgだったので、さすがに大きかったのかもしれない。ちなみに同年12月のベテルギウスSでは、ダイメイコリーダが同じくプラス66kgで出走。15着に敗れてい…