1996年、クラシック参戦が当時叶わなかった外国産馬に門戸を開くGIとして新設された一戦。現在は中距離だと距離が長い馬にとっての3歳春の最大の目標と位置付けられている。歴代の優勝馬からシーキングザパールやエルコンドルパサーをはじめ、クロフネ、アドマイヤマーズなど国内外で活躍していく馬が多く輩出されている。 1.前走GI組が優勢 過去10回で、前走がGIだった馬は[4-3-1-24]で複勝率25.0%。優勝馬には皐月賞から15年のクラリティスカイ、19年のアドマイヤマーズ、桜花賞から16年のメジャーエンブレム、17年のアエロリットがいる。今年は皐月賞3着のジャンタルマンタル、桜花賞2着のアスコリピチェーノなどが参戦する。 2.前走…