◇G1天皇賞・春(2024年4月28日 京都芝3200メートル) 天皇賞・春は1番人気テーオーロイヤル(牡6=岡田)が制し、G1初制覇を飾った。 昨年の菊花賞を制し、2番人気に支持されたドゥレッツァ(牡4=尾関)はまさかの15着に沈んだ。 早々に手応えをなくして後退。騎乗した戸崎は「人気に応えられなくて申し訳ありません。道中はいいリズムで走れていたが、3コーナー手前から内にささった。肩ムチを入れて促したけど、馬群にのまれるような感じで直線は苦しくなってしまいました」と唇を噛みしめた。 ▼天皇賞・春 1905年創設の「エンペラーズカップ」が前身。37年に春秋2回開催の「帝室御賞典競走」となって、秋に第1回を東京で施行した…