南関東牝馬クラシック第2弾「第38回東京プリンセス賞」が25日、大井競馬場で行われた。6番人気の伏兵フェルディナンドが直線の競り合いを制し優勝、重賞初制覇を飾った。同馬と2着ローリエフレイバーには「第60回関東オークス」(Jpn2、6月12日、川崎)への優先出走権が与えられた。 4コーナーから一気に大外を上がって行くと直線はローリエフレイバー、ミスカッレーラと馬体を合わせてのつばぜり合い。残り100メートルでカッレーラが失速、ローリエとのマッチレースになったが、きっちり首差かわしたところがゴールだった。左手で2度ガッツポーズをつくった安藤。この「1勝」がデビュー16年目にしてうれしい重賞初制覇だった。「(重賞を勝て…