「東京プリンセス賞」(25日、大井) ゴール前の息詰まる接戦を首差制したのは6番人気の伏兵フェルディナンド。実績馬を抑えて重賞初制覇を決めた。1番人気の2歳女王ローリエフレイバーが2着。3番人気に甘んじた桜花賞馬プリンセスアリーは後方から猛追したものの3着に敗れて2冠奪取は成らなかった。上位2頭には「関東オークス・Jpn2」(6月12日・川崎)への優先出走権が与えられた。 デビュー16年目。夢にまで見た重賞Vゴールの瞬間、接戦をモノにしたフェルディナンドの馬上で安藤洋は何度も何度も左手を挙げた。 ローリエフレイバーにイマヲトキメク、ミスカッレーラ、さらにはムサシジェリーナも絡んでの厳し…