得意舞台でリステッド2勝目なるか。超高額馬のテンカハル(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)が、日曜東京10Rのブリリアントステークス(4歳上・リステッド・ダ2100m)に挑む。 テンカハルは父キングカメハメハ、母ジンジャーパンチ、母の父Awesome Againの血統。母は07年のBCディスタフなどG1を6勝した名牝。同年には米最優秀古馬牝馬に選ばれている。さらに半兄のポタジェは22年の大阪杯の覇者。半姉のルージュバックは16年の毎日王冠や17年のオールカマーなど、重賞を4勝している。この良血が評価されて、19年のセレクトセール1歳では2億9000万円(税抜)の高値で取引された。 デビューから芝を使われ、3勝クラスで足踏みが続いていたが、昨年から…