「天皇賞(春)・G1」(28日、京都) 昨年の菊花賞馬ドゥレッツァが、春の盾獲りへ向けて盤石の態勢を整えた。この中間は栗東に滞在しており、最終リハはCW。雄大なフットワークで滑らかに加速し、好時計をマークして文句なしの仕上がりをアピールした。阪神大賞典の覇者テーオーロイヤルも同じくCWで3頭併せ。遅れはしたものの、鞍上の菱田は合格点を与えた。 淀の長丁場では負けられない。昨年の菊花賞を圧勝したドゥレッツァは24日、栗東CWで単走追い。序盤は折り合いに専念し、直線で仕掛けられると滑らかに加速。雄大なフットワークで6F81秒9-37秒3-11秒7をマークし、良好な仕上がりをアピールしてみせた。…