JRAは11日、6日の阪神7Rで落馬負傷し、意識不明の状態が続いていた藤岡康太騎手=栗東・フリー=が10日午後7時49分に死去したと発表した。35歳だった。死因は明らかにしていない。同騎手は頭部と胸部の負傷と診断され、病院で治療を受けていた。通夜、葬儀の日程は決まっておらず、JRAは「後日お知らせいたします」としている。多くの関係者に愛されたG1ジョッキーの訃報に、東西トレセンは悲しみに包まれた。 落馬事故で意識不明の状態が続いていた藤岡康騎手が帰らぬ人となった。くしくも亡くなった10日の午前、兄の藤岡佑が重篤な状況を説明。「本人の頑張りに期待するしかありません。なんとか帰って来られるように、応援していただ…