春G1シリーズの水曜企画は「G1 追Q!探Q!」。担当記者が出走馬の陣営に「聞きたかった」質問をぶつけて本音に迫る。24年牡馬クラシック初戦「第84回皐月賞」は東京本社・鈴木悠貴(32)が担当。メイショウタバルを送り込む石橋守師(57)に「皐月賞」「メイショウ」「血統」の3テーマを問う。 石橋師にとって忘れられないレース。それが皐月賞だ。騎手時代の06年。牡馬クラシック初戦で騎乗したのは、前哨戦スプリングSを制した6番人気メイショウサムソン。「在厩で不安なく仕上げられていた。結局、小倉での新馬戦(05年7月)から06年の有馬記念まで放牧に出なかったんだから、本当にタフな馬だったよね」。 他の馬は関係ない。「この馬も能…