かつては弥生賞をはじめとしたトライアルレースに有力馬が集まっていたが、近年はローテーションの多様化によって、直接対決の機会がないまま本番を迎えることも多くなった。勝負付けが済んでおらず人気は割れがちだ。今年もホープフルSを制して直接ここへ臨む牝馬のレガレイラなど、多様なローテーションで臨んでくる馬が集結した。 1.より短い距離の実績が必要 過去10回の勝ち馬のうち、昨年のソールオリエンス以外の9頭は、それ以前に芝1800mのオープン以上のレースで連対した実績があった。昨年は馬場状態が悪く、外伸びが顕著だったので例外とも考えられる。近年の皐月賞は良馬場ならば勝ちタイムが1分58秒前後のスピードレースになる…