「第67回阪神牝馬S」は6日、阪神競馬場で行われ、単勝1・7倍のマスクトディーヴァが好位から差し切り、重賞2勝目を挙げた。優先出走権を獲得したヴィクトリアマイル(5月12日、東京)を目指す。初コンビで勝利に導いたジョアン・モレイラ(40=ブラジル)は23年京都2歳S(シンエンペラー)以来となるJRA重賞10勝目となった。 咲き始めた桜の下、マスクトディーヴァが課題のゲートを決めた。初コンビのモレイラが好位のイン4番手に導く。直線に入り馬群をこじ開けて進路を確保すると、軽くうながした程度で押し切った。 24年の短期免許初日でいきなり重賞初制覇を飾ったマジックマン。「特別な日になったね。レース前に(辻野)調教師さんとも相談…