有力どころは阪神JFやチューリップ賞で既に対戦していることも多く、桜花賞での人気は主にそれらの結果をもとに形成されていく。しかし、コース改修以降の17回で1番人気4勝に対し2番人気は6勝と、1番人気の信頼度はそこまで高くない。また、阪神JF勝ち馬は4勝、チューリップ賞勝ち馬は2勝のみであり、前哨戦で敗れていた馬が逆転勝利を飾ったり、別路線を歩んできた馬が一気の戴冠を果たすケースの方が多い。昨年のリバティアイランドのような絶対的存在がいない今年は、こちらのケースに属する可能性が高い。 1.フレッシュな馬 過去10回で、それまでのキャリアが5戦以内だった馬は[9-10-9-106]で複勝率20.9%と好走馬の大半を占めるのに対…