「日経賞・G2」(23日、中山) 馬群を割って抜け出した。シュトルーヴェが上がり3F最速の35秒3の末脚で差し切り、重賞初挑戦でタイトルをつかんだ。 初騎乗ながら勝利に導いた鮫島駿は「レースVTRは全部見ましたし、普段乗っている方にいろいろ聞かせてもらいました。乗りやすいと聞いていたけれど、自分と馬の空間だけ意識して、うまく運べましたね。本当にいい時に乗せてもらえました」と喜んだ。自身も今年重賞初Vとなる大きな勝利だ。 マテンロウレオが大逃げする展開で、慌てず馬群の後ろでじっくり脚をためた。「4角の荒れている所だけ踏ん張ればと思っていました。そこの根性は素晴らしかったですね。ボッケリー…