現地時間3月30日(土)、ドバイ・メイダン競馬場で行われるドバイワールドカップ(北半球産4歳上、南半球産3歳上・首G1・ダ2000m)に、異色の経歴を持つカビールカーン(Kabirkhan、牡4、首・D.ワトソン厩舎)が参戦する。 同馬は父カリフォルニアクローム、母Little Emily、母の父Castledaleという血統の米国産馬。デビュー戦は中央アジアのカザフスタンで迎えた。同国は日本でもお馴染みB.ムルザバエフ騎手の出身国であり、格闘技や自転車競技、サッカーなどが盛んだという。だが、競馬においてはまだまだ発展途上のようで、国際グレードが付与されているレースはない。 伝説の幕開けとなったアルマトゥイ競馬場は、とても牧歌的な雰囲気。22…