今春もG1企画「展開王」が紙面を熱く盛り上げる。今年の高松宮記念は6年ぶりに外国馬が参戦。スプリント頂上決戦にふさわしいスピード自慢が集まった。前に行く馬がそろい、ハイペース必至。展開に加え、土日は悪天候で道悪は避けられない。担当する大阪本社・田村達人(31)は末勝負に徹する道悪巧者ロータスランドに◎を打った。 ワンターンで行われる中京芝6Fは向正面の真ん中あたりがスタート地点。上り坂を120メートル進むと、直線までスパイラルカーブの緩やかな下り坂に入る。直線距離は412・5メートル。ゴール手前の340メートルから100メートルの急坂(高低差2メートル)が待ち受けており、それを駆け上がって最後の平たん240メートル。…