「高松宮記念・G1」(24日、中京) 芝のマイル戦を中心に使われてきたウインカーネリアンが、7歳春にして初めて芝6Fに挑戦。その意図について、鹿戸師は「オーナー、ジョッキーと3者で話し合い、6Fにも対応可能と判断して使うことにしました」と経緯を説明した。 かつてのナリタブライアン(96年4着)ほどの不安はないものの、この馬自身、芝7Fすら経験していないのは事実。果たして、対応できるのかどうか?ここで後押しできるのが、スピード色の濃い“血統背景”だ。 父スクリーンヒーローの産駒はモーリスを筆頭に距離適性の幅が広く、今年、約2年ぶりの復帰を目指して登録してきた“幻の高松宮記念馬”クリノガウ…