福永師の初陣となった阪神11Rのレオノーレは鼻差2着。初騎乗初勝利を飾った騎手時代と同じ結果にはならなかった。 「どうもすみませんでした」と言いながら戻った武豊を検量室前で迎えた。「肉眼では勝ったかなと思いましたけどね。まだこれからですよ」と気を取り直すようにポツリ。武豊は「あそこまで行ったら勝って、一緒に(口取りの)写真を撮りたかったです。かなり不満そうな顔をしていましたね(笑い)」と振り返った。 福永師は「ユタカさんに依頼して良かったです。これで負けたら仕方ないと思える競馬をしてくれました」と感謝。レース前のパドックではレオノーレにまたがる武豊の足を上げるシーンも。 調教師としてスタートを…