「阪急杯・G3」(25日、阪神) ゴール前の大接戦を制した。ウインマーベルが逃げたアサカラキングを鼻差とらえ、3度目の重賞制覇を果たした。 開幕週とはいえ、未明から降り続いた雨で、馬場はぬかるんでいた。そして最内枠。条件は厳しかったが、見事に克服して昨年暮れの阪神Cに続く重賞2連勝。1番人気に応えた松山は「接戦でしたが、勝ち切ってくれて感謝したい。(1)番枠はスタートさえ決まればいい枠。しっかりと(ゲートを)出て、逃げ馬の後ろでいいレースができました。能力がある馬ですし、力を発揮してくれましたね」とホッとした表情で振り返った。 22年スプリンターズSでは勝ったジャンダルムに首差2着。実績…