東京の「第74回東京新聞杯」は7番人気サクラトゥジュールがデビュー24走目で重賞初勝利。鞍上のレイチェル・キング(33=オーストラリア)は先月のAJC杯に続くJRA重賞2勝目を飾った。 ピンク色の勝負服が躍動する。サクラトゥジュールは直線残り100メートル、懸命に逃げ粘る昨年覇者ウインカーネリアンをあっという間にかわした。これで鞍上のキングはAJC杯(チャックネイト)に続き、JRA重賞2勝目。2度目のコンビを組んだサクラトゥジュールに重賞初制覇をプレゼントした。「返し馬から前走(中山金杯)の時より、雰囲気が良かった。リラックスしてレースに臨めました」。自身の武器を「スタート&リズム(良く流れに乗ること)」とアピールする通…