今週の東京メインは「第74回東京新聞杯」。春のG1戦線を占う一戦に、重賞勝ち馬が勢ぞろいした。主役は4歳牝馬マスクトディーヴァだ。昨年ローズSを1分43秒0という衝撃的な日本レコードで制すと、続く秋華賞では上がり3F33秒5の剛脚で3冠牝馬リバティアイランドに迫る2着。世代トップクラスの素質を証明した。初のマイル戦にはなるが、自慢の切れ味を生かせる府中なら克服可能。並み居る強豪古馬勢を蹴散らし大舞台へ駆け上がる。 　実力馬ジャスティンカフェも侮れない。昨年マイルCSでは馬群の間から鋭く伸びて3着。やはり末脚比べのマイル戦では崩れない。昨年エプソムCを制しており東京コースも大歓迎だ。 　昨年覇者ウインカーネリアン…