「東海S・G2」(21日、京都) 待望のタイトル獲得だ。2番人気のウィリアムバローズが、4度目の挑戦で重賞初制覇を飾った。好位から鮮やかに抜け出す正攻法の競馬でライバルたちを圧倒。フェブラリーS(2月18日・東京)の優先出走権を手にし、ダート界の新たなスター候補に躍り出た。2着には1番人気のオメガギネス、3着には4番人気のヴィクティファルスが入った。 抜群の手応えで2頭並んで直線へ。外からピタリとマークしてきたオメガギネスとの一騎打ちを、ウィリアムバローズが力でねじ伏せた。「オメガギネスがいるのは分かっていたので、それさえしのいでくれたらと思っていました。強い内容でしたね」と坂井が振り返…