京都開催の「第41回東海S」は2番人気ウィリアムバローズが3角先頭の積極策で1番人気オメガギネスを振り切り待望の初タイトルを手にした。 横綱競馬で強敵をねじ伏せた。道中2番手から逃げ馬バビットを徹底マークしたウィリアムバローズが3角付近で早め先頭に立つと直線、関東馬オメガギネスとビッシリ馬体を併せて追い比べ。鞍上の坂井がこん身の右ムチを一発、二発。内ラチ沿いからグイッとひと伸び。最後は余力たっぷりに馬なりでVゴールに飛び込んだ。坂井は「手応えは良過ぎるぐらい、うなっていました。最後は迫られてからも突き放して、強い内容でしたね。デビュー前に調教を乗った時から走る馬だと思っていたので、この子にタイトル…