24年の競馬界は、ダートのレース体系が大きく変わる。古馬短距離は、6月19日に浦和競馬場で行われるさきたま杯が交流G1に昇格し、春の短距離王決定戦となる。古馬中距離は、川崎記念(交流G1)が4月3日に移行し、6月26日に行われる帝王賞(交流G1)との間隔が近くなる。芝中距離で、大阪杯から宝塚記念を目指すローテーションと似た形になった。 そして、3歳戦はダート3冠が交流G1となり、それに向けて1月から前哨戦となる交流重賞も設定された。17日に船橋競馬場で行われるブルーバードカップ(交流G3)は、今年からダートグレードに昇格。中央馬が3頭、他地区は北海道2頭と佐賀1頭、そして船橋3頭で覇を競う。2歳戦が地方最高峰としてブラン…