「フェアリーS・G3」(7日、中山) 直線坂下で早め先頭に躍り出たのは、未勝利戦を勝ったばかりの5番人気イフェイオン。ゴール前で外から2着馬に迫られると、グイッともうひと伸び。勝負根性を発揮して重賞初Vを勝ち取り、牝馬クラシック戦線に名乗りを上げた。 中山のマイル戦では厳しいとされる8枠からの戦い。西村淳が「スタートだけは決めたい」と願った通り好発を切ると、すぐに好位へ取り付いた。そこからは鞍上の想定通り。「思い描いたようなレースでした」と満足そうに振り返った。「まだ改善点はあるけど、そこを教えていけばもっといい馬になる。僕自身、今年はG1を勝ちたい。クラシックで乗れたらいいですね」と相…