年始の3日間開催を締めくくる3歳重賞「第58回シンザン記念」(8日、京都)の最終追い切りが4日、東西トレセンで行われた。1戦1勝ながら非凡な可能性を感じさせるショーマンフリートが豪快な動きを披露。名牝アーモンドアイも制した登竜門挑戦に向けて万全の態勢を整えた。 新コンビ戸崎を背にWコースで最終調整を行ったショーマンフリート。フォルラニーニ(3歳1勝クラス)を3馬身前に見ながら道中は折り合いに専念。直線は馬なりのまま鋭く伸び、同期の素質馬相手に楽々と併入に持ち込んだ。5F69秒0の全体時計で、ラスト1Fは出色の11秒3。戸崎は「2週前にも乗せてもらったが良くなった。馬体に張りが出て、落ち着きもある。本当にいい感じで動…