歴代最多の有馬記念4勝を誇るグランプリ男。スルーセブンシーズに騎乗する池添は同馬の父ドリームジャーニーで09年に初勝利を飾ると11&13年はオルフェーヴル、18年にもブラストワンピースで勝っている。武豊とルメール、ペリエの3勝を上回る最多勝の座は譲れない。「クリストフ(ルメール)が迫ってきているから離さないとね(笑い)。並ばれたら言われなくなっちゃうんで」と再び突き放す意気込みだ。 昨年はグランプリ1カ月前の落馬負傷(腰部の破裂骨折)で休養を強いられ、参戦できず。「正直、歯がゆいというか、また戻りたいと強く思いました」と再起を誓った。今年の騎乗馬がドリームジャーニー産駒なのも、実績が評価されてのことだろう…