◆第68回有馬記念・G1(12月24日、中山・芝2500メートル)=12月20日、美浦トレセン 中央競馬の今年の総決算となる第68回有馬記念(24日・中山)の追い切りが20日、行われた。馬トク取材班が上昇度から見極めた最高評価「G」は、凱旋門賞4着から臨戦するスルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関厩舎)。角田晨記者が最高の状態と確信した理由を「見た」。枠順は21日に公開抽選会で決定する。 * * * 追い切り後の囲み取材で尾関調教師は「どうでしたか?」と、逆に問いかけてきた。それだけ手応えがあったのだろう。スルーセブンシーズは20日、茨城・美浦トレーニングセンターのWコースで1000メートル65秒9―11秒2をマーク。当…