ジャパンCでG1・6連勝を飾り、総獲得賞金歴代1位など輝かしい競走成績を残したイクイノックス(牡4歳、美浦・木村厩舎)の引退式が16日、中山競馬場の全レース終了後に行われた。同日付けで競走馬登録を抹消された同馬について、ノーザンファームの吉田勝己代表は最強牝馬アーモンドアイ(牝8歳)との配合を明言。新たな夢の結晶が早ければ25年春にも誕生することになった。 イクイノックスはすっかり暗くなった17時前にターフへ登場。中山競馬場には入場人員の7割近い約1万6000人のファンが、最後の雄姿を見守るために残っていた。拍手と歓声に包まれながら、カクテルライトに照らされたスタンドの前を約3分。堂々と、ゆったり歩いた。「夢…