牝馬G3「第9回ターコイズS」が16日、中山競馬場で行われ、1番人気フィアスプライドが重賞初制覇を飾った。 直後にイクイノックスの引退式を控えるルメールの初手綱に導かれ、フィアスプライドが躍った。互角のスタートから4番手をすぐ確保。直線残り1Fで悠々と先頭に出て、あっさり突き抜けた。重賞5度目の挑戦で初V。名手の見事なさばきに、場内は割れんばかりの拍手だ。 ルメールは「今日はいいスタートを切れて、4番手の凄くいいポジションを取れたよ」と笑った。初騎乗でも、VTRを見てイメージはできていた。「これまでの彼女はスタートが後ろ。最後は伸びるんだけどね…。良かったよ。いいスタートが切れて」。追い込み馬のイメージ…