将来性豊かな若駒がそろった「第10回京都2歳S」は25日、京都競馬場で14頭で争われ、1番人気シンエンペラーがレースレコード(1分59秒8)で差し切り、デビュー2連勝で重賞初制覇。20年凱旋門賞馬ソットサスの全弟で昨年アルカナ・ドーヴィル1歳セールで日本円にして約3億円で落札された高額馬がG1につながる賞金加算に成功した。 さすがは凱旋門賞馬の全弟だ。後方で進めたシンエンペラーが向正面から位置を上げながら直線へ。馬群で窮屈な場面がありながらも、臆することなくスペースから鋭く脚を伸ばして差し切った。モレイラは「前半はスムーズな競馬ではなかったけど、直線でステッキを入れてから素晴らしい反応でした。能力が高い馬しかで…