来春クラシックへの登竜門「第28回東京スポーツ杯2歳S」が18日に東京11Rで行われ、4番人気のシュトラウスが3番手から抜け出して重賞初制覇。管理する武井亮師(42)は開業10年目にしてJRA重賞初制覇となった。 世界の名手が懸命になだめながら、シュトラウスを重賞初制覇に導いた。逃げたテリオスルルがつくり出したペースは前半1000メートル通過が59秒1。2歳重賞にしては速い。気性が勝ったシュトラウスは追いかけようとするが、モレイラは馬を抑えながらも、ぎりぎりリズムを崩さないように3番手を追走。直線を向くと先行する2頭を馬なりでかわし、余力たっぷりにゴールした。 モレイラは「正直、コントロールしにくいタイプ。特に前半。…