「天皇賞(秋)・G1」(29日、東京) 22年ダービー以来の両馬激突に、11年ぶりの天覧競馬は大きな盛り上がりを見せそうだ。“世界No.1ホース”イクイノックスは美浦Wで3頭併せ。大一番に向けて適度にリラックスしつつ、抜群の気配を漂わせた。一方、同世代のダービー馬ドウデュースは栗東坂路で快活なフットワークを披露。こちらもムードは最高潮だ。 調教スタンドが他のG1と比べても混雑していたのは、世界ランキング現役トップの秋始動戦だからこそ。ただ、美浦Wで行われた木村厩舎の調教はいつもと変わらない。主役のイクイノックスは、朝一番の3頭併せの真ん中。ビッシリと追うのではなくて馬なり。その代わり最…