「天皇賞(秋)・G1」(29日、東京) 駆け出しの頃、栗東・渡辺栄厩舎に入厩したての2歳馬がいたので、攻め専の新屋助手に感触を聞くと「ものすごい馬になるか、競走馬になれないかのどっちかやな」との返答。-それがのちのスイープトウショウです。 聞けば、ゲート練習の際にビタッと立ち止まって微動だにせず、全くゲートに寄り付かない日があったとか。「モノはえげつない。でも、我の強さを出してゲートインできずに終わってしまう可能性もないことはない」。サラブレッドの生涯はまさに紙一重ですね。 毎日王冠は4着に敗れたアドマイヤハダルですが、上がり3Fはソングラインやシュネルマイスターをしのぐメンバー最速を…