◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル) 第84回菊花賞・G1は22日、京都競馬場の芝3000メートルで争われる。当地の改修に伴い、近2年は阪神開催だったが、3年前の淀では史上3頭目の無敗3冠馬が誕生した。玉木宏征記者にとっては親しい担当助手が重圧を乗り越えた“人のドラマ”でもあった。今年は23年ぶりに実現する皐月賞馬(ソールオリエンス)と日本ダービー馬(タスティエーラ)の対決が注目されるが、人のつながりで発掘した穴馬にひかれている。 20年、コントレイルが菊花賞を勝ち、7戦7勝で3冠を達成した。担当の金羅助手とは、20代後半からの付き合い。私が東日本の専門紙で記者をしていた時の札幌出張で、…