J・G2「第25回東京ハイジャンプ」が東京9Rで行われ、8番人気の伏兵マイネルグロンが3連勝で初タイトルを手にした。青木孝文師(42)もJRA重賞初勝利となった。 初コンビの名手・石神の手綱でスッと折り合ったグロン。そつのない飛越で道中をクリアした。最後はホッコーメヴィウスとの一騎打ちをグンと引き離し、2馬身半差の快勝。石神は「ゲートはそんなに速くないイメージだったけど、五分五分で出てくれた。飛越で大きい失敗もなく、この強いメンバー相手によく頑張ってくれました」と笑顔を見せた。 大勢の関係者に祝福された青木師も感無量の様子。「自分にとって古巣のビッグレッドファームの馬で勝てて、少しは恩返しになったのかと…