スルーセブンシーズが惜しくも4着に敗れた凱旋門賞の前日(9月30日)、ある“事件”が起きていました。同じパリロンシャン競馬場で行われたG2ショードネイ賞(芝3000メートル)でダイワメジャー産駒ダブルメジャー(セン3)が勝利したのです。 カレンブラックヒルやセリフォスをはじめ多くの名馬を輩出しながらもJRAの平地の重賞勝利は1800メートルが最長だというダイワメジャー産駒。ですが、現役時代管理していた上原博調教師に聞くと「凱旋門賞を使えばよかったかな」と冗談めかしつつ、「ダイワメジャー自体も有馬記念で3、3着ときているように距離の融通は利いたからね」とのこと。特に07年のマイルCS勝利から挑戦した有馬記念は上がり2位の…