JRA史上初の無敗3冠牝馬に輝いたデアリングタクト(牝6歳、栗東・杉山晴厩舎)が現役を引退することが6日、分かった。馬主のノルマンディーオーナーズクラブから発表された。右前肢の体部けいじん帯炎を再発したもの。今後は北海道新ひだか町の岡田スタッドで繁殖入りする。 直線一気の豪脚でJRA史上初となる無敗で牝馬3冠を達成。ターフを鮮やかに彩ったデアリングタクトが競走馬生活に終止符を打つ。 ノルマンディーオーナーズクラブのホームページによると、5日の調教後に跛行(はこう)が見られ、レントゲンとエコー検査を実施。右前肢の体部けいじん帯炎の再発と診断され、繁殖入りが決まった。「いずれこういう日が来ると分か…