過去10年の傾向から勝ち馬に迫る「G1データ王」。今週は秋のG1シリーズ開幕戦「スプリンターズS」を徹底解剖する。導き出されたのは2年前の覇者。大ケガからターフに戻ってきた元王者の復活を4項目の好走データが後押しする。 (1)ステップ セントウルS組が【5・4・2・42】と強い。出走頭数が多いキーンランドC【1・1・4・37】、北九州記念【1・1・1・18】は苦戦傾向。昨年は北九州記念組ジャンダルム&キーンランドC組ウインマーベルで決まるレアケースだったが、セントウルSが中京で施行された影響もあったか。阪神に戻った今年はやはりセントウルS組を中心視したい。好走率では春のG1からの直行組【2・3・1・9】が上々。 (2)前走内…