前週(3週目)の中山では当欄で取り上げたシュバルツクーゲルが鮮やかにデビュー勝ちを飾り、セットアップ(札幌2歳S)やトロヴァトーレ(2週目にデビュー勝ち)に続き、またまた鹿戸雄一厩舎から楽しみな素質馬が出てきた。秋の中山開催も最終週。土日で計4鞍のメイクデビューが組まれており、スプリンターズSデーの日曜日にはオジュウチョウサンの半妹が仕切り直しの初陣を予定している。 【9月30日(土) 中山芝1600m(牝馬)】 ◆イノセントキャット(牝、父シュヴァルグラン、母イルーシヴキャット、美浦・久保田貴士厩舎) 現5歳の半兄に同厩舎のイルーシヴパンサー(東京新聞杯、京都金杯)がおり、伯父にはダイレクトキャッチ(共同通信杯2着、…