北海道苫小牧市のノーザンホースパーク。ヴァーミリアンやレインボーラインなど先輩G1馬にまじり、現役時代さながらの雄大な馬体を誇るのが18年の有馬記念を制したブラストワンピースだ。厩舎地区で抜群の人気を集めている。 22年1月に引退。「適性を見込んで」(同パーク広報担当)馬場馬術の乗用馬へと転身した。歩き方だけでも「常歩(なみあし)、速歩(はやあし)、駈歩(かけあし)」の3種類。様々なステップを踏み、演技の正確さや美しさを競う。今年6月の第58回北海道春季馬術大会でデビュー。第2課目Bクラスに出場したが、6頭中最下位に終わった。 競馬とは180度異なる競技で、覚えることも多い。世話を担当するスタッフの山内…