北海道真狩村、えぞ富士とも呼ばれる羊蹄山の麓に新たな競走馬用の外厩施設が誕生した。矢作芳人調教師(62)=栗東=が全面プロデュースし、妻の株式会社ウィリアムレーシング代表・久子氏が設立した「真狩サマーステーブル」および「コテージ・エクリプス」のお披露目セレモニーが31日、現地で行われた。名伯楽の手がけた新施設をひと目みようと、100人以上の関係者が来場。同施設は徒歩で10分ほど歩けば1周できる大きさの敷地に、厩舎2棟と来夏から稼働予定のトレッドミル、3棟のコテージが立てられている。 北海道競馬が開催中の夏の期間は、外厩施設の「真狩サマーステーブル」として運営。20の馬房に最長で2週間程度、管理馬を滞在…