「夏の自由研究」(随時掲載)は外厩のチャンピオンヒルズを取り上げる。新設後、まだ3年にも満たないが、その広さと新しさで急激に存在感を増している。 外厩に“新風”を吹き込む。栗東から車で約45分ほどの距離にあるチャンピオンヒルズは20年10月に開業。奥行きのある広大な敷地は東京ドーム15個分と関西最大級の規模だが、広いだけではない。周回コースと直線の坂路コースは使い分けられるようにウッドやダートなど2種類の馬場を設置。450もの馬房がある15厩舎にはミストを設置しているだけではなく、天井にはNASA(アメリカ航空宇宙局)が開発した断熱素材を取り入れ、蒸し暑さを感じない。最新の設備を備えている。 21年は9・…